こんばんは。
ブログでは初投稿になるかと思います、学生講師の大場です。
11月のNEXTEP通信では寒くなってきた今日この頃、大場が目を覚ます、やる気をおこす手段として東南アジアのコーヒー、具体的にはマレーシアのホワイトコーヒーというものを飲んでいるという話をさせて頂きました。
その時は横道として説明を省かせて頂きましたが、今回は心行くまでそのコーヒーについて説明してしまおうかと思います。
まずコーヒーの産地としてはコロンビアやケニア、ブラジルなど南米やアフリカがイメージされると思いますが、実はコーヒー豆の輸出第二位は東南アジアの国、ベトナムだったりします。また四位はインドネシア。これらは地理の知識としても使えるかもしれませんね。さらに東南アジアにおけるコーヒーの生産はフランスやらオランダやらの植民地支配とも絡んでくるので、世界史とも関わるとも言えます。
地理や歴史が絡んで、現在東南アジアでもコーヒー豆の生産は盛んなわけですが、それに伴ってコーヒーを飲む文化が東南アジアにも定着しています。
ただ飲み方が少し特徴的なのが東南アジア。ベトナムやラオスではコーヒーに練乳を混ぜて飲むなど少しおや?っとなることがあります。東南アジアによく行く大場も現地で現地のコーヒーを飲むことが多いのですが、東南アジアのコーヒーの特徴として一言で表現するとすれば、甘い。とにかく甘い。砂糖が多すぎるんですね。基本コーヒーと頼んだら、問答無用で砂糖が大量に入っています。ベトナムでもインドネシアでもカンボジアでもマレーシアでも。
暑い気候のところでは甘さも過激でないと通用しないのかもしれません。辛いものも極端に辛いので、少し暑さで味覚がやられてしまっているのでは?という意見も。
ただ正直なところそうした甘いコーヒーは個人的に好きです。カフェインと糖分が同時にとれるので、ぼんやりしてくる午後の時間とかには目覚ましと糖分補給に役立ちます。
私が具体的に飲んでいるのは、マレーシアのホワイトコーヒー。これはマレーシアのイポーというところで生まれたもので、ミルク入りのコーヒーです。真っ白ではないですが、普通のコーヒーよりは白いかなという感じ。焙煎の段階にマーガリンと砂糖を入れるのが特徴で、それが白さにつながっているとのこと。このコーヒーも例にもれず、砂糖は多いですが、比較的ましという印象で、飲みやすいです。
概して砂糖が過多なので、東南アジアの人はコーヒーとしての味を堪能していない、といった意見を持つ人もいるかもしれませんが、実は東南アジアでもコーヒー自体の味を高めることに精を出すような動きも多くあります。自分もこれまでコーヒー豆の味にこだわっているような人と二人ほどインドネシアで出会ったことがあります。様々な産地に訪れたり、実際に豆の栽培に試行錯誤していたり、おもしろいことをしているなと感じました。またインドネシアのスマトラ島北部にはコピ・ルアという猫の身体を通過したコーヒー豆を使用するコーヒーもあります。婉曲的な表現を使いましたが、理解して頂けると幸いです。できなければこれを機にぜひ調べてみてください。
そんなこんなで東南アジアのコーヒーのお話をだらだらとさせていただきました。コーヒーや東南アジアに興味を持っていただけると幸いです。また機会があればぜひマレーシアのホワイトコーヒー、試してみてください。
だらだらと失礼いたしました。