American Football


初めまして。学生講師を勤めさせていただいております、慶應義塾大学医学部3年の青柳裕太郎と申します。blog投稿は今回が初めてとなります。
急に寒くなってきたこの頃ですが、受験生の皆さんはいかがお過ごしでしょうか?体調を崩しやすいこの季節ですが、体調管理にはくれぐれも気を付けたいものです。
さて、医学部生活の中だるみ期間とも言える三年生を謳歌している私ですが、部活動ではアメリカンフットボールをやっています。今回は、アメリカンフットボール(以下アメフト)について少し書いてみたいと思います。
日本では非常にマイナーなアメフトですが、名前からも分かるように、アメリカでは大人気なスポーツで、プロリーグで1番のチームを決めるスーパーボウルという試合の視聴率は毎年50%を超えるほど、全国民が熱狂します。
アメフトと聞くと、でかい男がぶつかりあう痛そうなスポーツ、という印象しかないかもしれませんが、実は非常に緻密で頭を使うスポーツです。簡単にルールを説明すると、長さ100ヤード(1ヤードは約0.9メートル)のフィールドの両端に自分のゴールラインと敵のゴールラインがあり、ボールを持って敵のゴールラインを越えれば得点となります。そして、サッカーのようにすぐ攻撃と守備が入れ替わるのではなく、野球のように交代します。どういう仕組みかというと、攻撃側は4回の攻撃で10ヤード進めることができればもう4回攻撃することができ、それを繰り返しながら敵のゴールラインを目指し、4回の攻撃で10ヤード進めることができなければそこで攻守交代、というルールです。
つまり、一回の攻撃でたったの3m進めればいいわけですが、その3mのために、いろんな攻撃の戦術を練って、何百個もの前もって考えられたプレーの中からそのときベストだと考えられる一つのプレーを選択し、そのプレーを遂行するために100kgを超える選手たちがぶつかりあうのです。いわば頭脳と肉体の両方を求められるものすごいスポーツなのです。
最後がなんともざっくりとした表現になってしまいましたが、アメフトの一番のすごさはそこにあります。と、大まかな説明をしただけなのですが、もう随分と長くなってしまいましたので、今回はここまでにしたいと思います。もし次回があれば、より熱く、アメフトについて語りたいと思います。拙い文章をここまで読んで頂き、ありがとうございました。

NEXTEP講師 青柳 裕太郎