水泳


こんにちは。学生講師の松下です。
いよいよ皆さん夏休みの宿題を終わらせて(?)夏休みをエンジョイしているころだと思います。各地で花火大会が開催されていたり、甲子園が開会したり、スポーツの祭典であるオリンピックが始まったり、と夏らしくなってきましたね。受験生にとっては、誘惑が多く、勉強に集中するのが大変だと思います。僕も夏休み明けに、慶医生が「夏の陣」と呼んでいるテストラッシュがあるのですが、全く勉強が手についていません(笑)
オリンピックといえば、先日水泳の男子400m個人メドレーで、萩野公介選手と瀬戸大也選手が日本人ダブル表彰台を達成し話題になりましたね。僕も大学で水泳をやっていて、勉強もそっちのけで水泳中心の生活を送っているので、今日は少し水泳の話をしたいと思います。と言っても、水泳の表舞台はオリンピックなり世界水泳なりでテレビ放送されていて、皆さんも見ることができると思うので、今日は水泳選手の裏舞台、すなわち水泳選手の練習について、皆さんに知ってもらおうと思います。
皆さんは一流の水泳選手がどのくらい練習していると思いますか。ちなみに僕は、週5~6で一回あたり3000~5000mほど泳いでいます。では、一流選手はどうでしょう。ここでは具体的にアメリカのケイティ・レデッキー選手を例にとってみると、レデッキー選手は一日平均7000m以上泳いでいるそうです。皆さんが泳いだことがあるのは25mプールだと思いますが、このプール140往復分です。距離感がよくわからないと思いますが、レデッキー選手は「1年間で北海道一週分」泳いでいるということになります。一流選手の膨大な練習量がなんとなくお分かりいただけたでしょうか。さらに、水泳選手はただ泳いでいるだけではなく、筋トレ(主に体幹トレーニング)や持久走も行っています。筋トレや持久走にかける時間が多い選手では、「泳ぐ練習」と同じくらいの時間をかけているそうです。一流選手になるためには、いかに水泳やトレーニングに時間をかけなければいけないかお分かりいただけたでしょうか。皆さんがテレビで見ている華やかな水泳の舞台裏にはこのような努力が隠れているのです。
さぁ、水泳選手のえげつない努力量を聞いた後なら、皆さんがしている受験勉強の苦しみなんて、あってないようなものではないのでしょうか。もっと頑張っている人間が世の中にはいますよ。皆さんももうひと頑張りしてみてください!