一期一会…


こんにちは。いま2年生の佐藤ちひろです。

毎年性懲りもなく4月になると、心機一転ということで自分のキャパシティーを軽く超えた物事に手を出して、5月になると急に見えてくる現実に恐れおののき何もかもが面倒になってくるということを今年も繰り返してしまいました。

いわゆる五月病にかかってしまったわけですが気が付けばもう6月。あともう少しすれば夏休みなのでそれを楽しみに今何とか持ちこたえております。

ということで夏休みは何をしようかな、と考えているのですが、実はわたしは旅が大好きです。今年の夏休みもどこかにふらふらと赴こうと思っております。

去年の夏休みはチェコとドイツに行き、この春休みにはオーストラリアとフィリピンに行ってきました。どの旅もすべてとてもエキサイティングでクレイジーだったので少し紹介したいと思います。

まずチェコの話なのですが、そもそもチェコってどこにあるかご存知ですか。ドイツの東隣ですね。ちょっと昔は東ドイツとともに共産圏でした。チェコの街並みはその面影を残しつつ中世の雰囲気が色濃く残るとても美しい街です。なぜ行ったかというと私の姉が留学していたからでした。姉はそこでたくさんの友達をつくって生活していましたがその友達たちが全員ハンパないのです。一人のフィンランド人の男性はビールノートを作って3週間で100リットルのビールを飲むという偉業を成し遂げていましたし、フランス人の女性はソルボンヌ大学出身で6か国語話せるし彼氏はドイツ人で今はキャバレーで働いていました。私が一番親しかったポーランド人の男性はゲイの方だったのですがお互いとても仲良くなって終いには、私が男だったらなあ、と残念がられるほどでした。

チェコではあまり観光はしていないのですがたくさんの人に出会えて一生忘れないものとなりました。

オーストラリアは一人でふらっと行ってきたのですがそこでもたくさんの人と出会えました。シドニーではマケドニア人の男性と知り合って市内の観光案内をしてくれたのですが、まさかの求婚をされましてめちゃくちゃ怖くなって逃げかえってきました。知らない人について行ってはいけないとは本当のことでした。ケアンズでは現地でツアーガイドをしている日本人の女性と知り合って、私の人生相談に付き合ってくれました。他にもスイス人のイケメンと知り合ったのですが、そこでチキってしまい連絡先は聞かずじまいでした。誠に残念。

旅で一番楽しいものは私にとっては人との出会いです。いろんな国のいろんな人が何の因果か私とそこで出会って互いのことを話す。影響を及ぼしあう。なんて素敵なことだろうと思います。もちろん日本においてもいろんな出会いがあります。この塾でたくさんの生徒さんに知り合うのも私にとっては大変貴重なものです。私と一緒にこの一期一会を大切なものにしてゆきましょう。