卒業旅行 in アメリカ


こんにちは!!社会人秒読み状態の勝山祐樹です!!先日最後の授業をさせていただき、もう講師として教室に伺うことはなくなってしまいました。僕の授業を受けてくれた生徒の皆さんは、本当にありがとうございました。お世話になりました。

さて、去り際に、僕の卒業旅行の話をしたいと思います。3月14日から19日まで、アメリカのラスベガス、グランドキャニオン、モニュメントバレー、アンテロープキャニオンという、いわゆるグランドサークルを回るツアーに参加してきました。なので、その各スポットについて、少しお話したいと思います。

ラスベガスは、言わずと知れた場所ですね。まさしく、「勝負の町」です。ネオンサインがギラギラと光り、カジノがそこら中にある町です。本当にドラマ等で見るイメージそのままの町で、笑ってしまいました。ところで、勝山は勝負(カジノ)をしたのかって?もちろんしてきました。そして、自分の名前に恥じぬよう、ちゃんと「勝って」きました。友達と2人で150ドルを賭けてルーレットに挑戦し、260ドルに増やすことができました。約12000円の儲けですね。学生最後の卒業旅行としては、有終の美を飾れたのではないかと思います。

モニュメントバレーとアンテロープキャニオンは、少し聞きなれない場所かもしれませんが、グランドキャニオンを観光するツアーには必ずと言っていいほど含まれている観光スポットです。ナバホ族という、アメリカの先住民の居留区の中にあります。この2つの場所自体も非常におもしろい景観を備えているのですが、ここでは道中のバスで聞いたナバホ族の歴史について少し紹介したいと思います。

ナバホ族は、アメリカの先住民の部族の一つですが、他の部族と同様、アメリカへの白人植民者から激しい迫害を受けた歴史を持っています。その激しい迫害の末たどり着いた土地が、現在の「居留区」というエリアだそうです。この居留区に住んでいる限り、税金は免除され、国から食料等の援助が受けられるそうです。しかし、居留区は自然環境が厳しく、白人が住むことをあきらめた土地です。荒野の環境で、作物もあまり育ちません。そこでの暮らしはとても楽なものとは言えなかったと思います。それでも現在まで居留区の中で力強く生きている先住民の人たちの話を聞き、単なる観光以上に感じ入るものがありました。世界史の教科書では、1ページも語られない先住民の歴史ですが、機会があったら皆さんも勉強してみてください。

最後は、やはりグランドキャニオンのことを語らなくてはなりません。この谷は、コロラド川が大地を削ったのち、川の周りの土地が隆起してできたものだそうです。なぜ、土地が隆起したのか、その原因は不明だそうです。谷の上から谷底までは平均1600メートルもあり、まさに「グランド」の名にふさわしい谷です。

この谷を目前にすると、単に雄大という言葉では語りつくせない景色がひろがっています。そこで感じた視界がどこまでも開けている爽快感は、写真に収めることもできなければ、言葉に表すこともできません。これは、実際に自分で見るしか体験できない感覚でしょう。結局、グランドキャニオンについては何も伝えきれていないと思いますが、「伝えきれない」というのが僕の伝えたかったことです。皆さんもこの感動をぜひ体感してみてください。

以上が、僕のアメリカ旅行についてです。アメリカという国の大きさを体感できた良い旅でした。これで心置きなく社会人に飛び込んでいけそうです。それでは!

勝山祐樹